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2007年7月15日 (日)

スカイガールズ 02話 ソニックダイバー

いやはや、今回も面白い。
 これはもう、見るたびに期待が膨らむ……いや、この質のアニメを毎回続けてくれるだけで十分ですね。でもやっぱり期待してますよ!

作画……特にキャラの目がいい!
 模擬戦で手も足も出なかった相手が、実は本職ではない、臨時の試作機パイロットだと知ったときの、あの目ですよ。
 あれがあるからこそ、「絶対に私の足を引っ張らないで」、という厳しい目の台詞でも、視聴者は可愛さを感じることができるわけです。
 どういう風に可愛らしさを描くか……このあたり、そこまで斬新な手法を使っているわけではないんですが、スタッフの小技の多さが伺えますね。そしてそれが、お約束なストーリー展開にもかかわらず、キャラが活き活きと感じ取れることにもつながっているように思います。
 さて。このシーンは、そういう演出により、視聴者へは棘を取り除かれて届けられたわけですが、逆に音羽(主人公という言い方はやめて、次からは音羽、とします)と可憐には、棘のあることば、として映ったんじゃないでしょうか。まあ、音羽はじいさんで慣れていたのか平気そうでしたが、可憐が少し怯えた顔をした後、「少し怖い方ですね」と言っていたのが印象的でした。さて、ここからこの三人がどういう繋がりを持っていくのか……その最初の図がようやく現れたような気がします。

 図といえば、キャラ間の距離も上手く考えられていますよね。
 音羽と可憐は仲がいい。まあこれはいいとして。
 音羽は瑛花のことを(多分)仲間として感じているのに、そういう点が瑛花は気に入らない。
 逆に、可憐は瑛花のことを少し怖がっているのに対し、瑛花は可憐の知識を高く評価している。
 ……いい三角関係じゃないですか(笑)
 それから、ここまでで判断できる各人の性格、というか人を判断する基準を考えて見ます。
 瑛花は能力で、音羽は本能、可憐は……まだ謎ですね。あえて言うなら行動、でしょうか。
 そういった見方で見てみると。音羽が瑛花のことを怖がらず、可憐が少し怖がったところですが、音羽は瑛花の行動の奥にある何かを見抜き、逆に可憐は情報の少なさゆえ、上手く判断することができなかった……とも考えられますね。
 そしてもう一つ、音羽と可憐が同じ電車で出会ったのは……ありきたりな展開といってしまえばそれまでなのですが、瑛花が少しだけ仲間はずれ……といった解釈もできるかなと思います。そんなの本編見てればわかるよ! というのも当然のことなのですが、三人がそれぞれ歩みよるのとは少し違う、二人と一人が分かり合うという過程を強調するという意味で、中々いい流れではないかな、と思います。
 
 まあとにかく、性格も、人を判断する基準も違うこの三人の仲が、話が進むに連れどういった進展をしていくのか……ここは見所です。

 さて、ここまで結構真面目に書いてしまったので、最後は軽く締めようかなと思います。

 ファイナル・エンカウンター……?    工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工 ← 自分の心情

 いやー、流石お約束アニメ。ここまで徹底してくれると、こっちもある意味安心できますよ(笑)。
 モーションスリットはセンス抜群のデザインですし、ひったくりの周りにはギャラリーができますし、おっぱま(あえてひらがな)という、誰のアイデアだよw、というような場所が出てきますし……第一回に負けず劣らず、突っ込みどころ満載で、そういう見方でも楽しめましたね。

 でも、それがこのアニメの恐ろしいところ(?)でもあったりします。例えばひったくりを捕まえるシーン自体は、現実味のない、ギャグアニメかと思うような展開だったのですが、実際には、それを見せておくことにより、ワームとの戦闘を自然に感じさせるための演出だったのではないでしょうか。
 ……つまり、設定・世界観そして起こること全てがお約束であるスカイガールズの世界へと、視聴者が違和感を持たずに飛び込んでいけるような、そのための細かな演出が本当に効いているということです。
 お約束を楽しませるためには、「そんなのありえないだろ、都合がよすぎるよ」といった視聴者の気持ちを、できるだけ気づかなくさせること……言い方を変えると、現実世界の見方では致命的な欠陥を持つ想像の世界を、視聴者が現実世界の見方で見ないようにする・見なくてもいいようにする工夫が大事なんだと思います。
 一回目の感想で、アニメである、という利点を強調したつくりになっている……といった感想を書きましたが、それに合わせて今回は、アニメの基本を忠実に守る、もっともアニメらしい作品かなと感じました。
 次回も期待が膨らみますね!

P.S
 ほぼ間違いなく、冬后中佐と音羽の親父さんの間に何らかの接点はあるでしょうね。親が漁師だろうと……とか(じいさんは漁師か?)、DNAレベルの適正が必要だとか、もう見え見えの伏線をはりまくりですね。それがフェイクなんてことは……多分ないでしょう。多分。
 でも一番心配なのは、お約束を26話突き通すだけの覚悟がスタッフにあるか、というところですかね。迷わずに、作り上げていって欲しいものです。

さらに追記

 あるいは、結構真剣に軍関係のものを描いてくるかも……? と思ったりしました。人死には……まあないとは思いますが、そういう覚悟を、見る側としても一応持っておこうかなと思います。

 風林火山を見て、ああ、こういうのもアリだなぁと。死ぬかもしれない、という状況下でならそういう演出も使いやすいですし、それなりの考えがあれば使ってくるかも……? とも思えるわけですよ。自分は、あえて使ってこないだろうと考えていますが、果たして?

 いやー、まだ2回目なので、このアニメが「お約束の中に、大量の情報を詰め込んだアニメ」なのか(自分は今のところそういうアニメとして見ています)、戦場の厳しさを強調するアニメなのか、あるいはエヴァへのアンチテーゼなのか、判別がつかないんですよね。

 読み違えてたら、その時は暖かい目でスルーしてやってくださいな(笑)

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hねぇなぁ、やっと仲間が揃ったてぇのに」 ほんと(笑) 冬后中佐の話ではテストパイロットは音羽ちゃん・可憐ちゃん・瑛花ちゃんの3人とのこと(もう3人でおなかいっぱいです(?)) そこに基地内送迎用のカートがやってきます。 運転しているのは七恵ちゃん。 「ようこそ、追浜ベースへ。お待ちしていました」 やっとまともな歓迎を受けた二人でした(笑) [続きを読む]

» レビュー・評価:スカイガールズ/第2話「ソニックダイバー」 [ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン]
品質評価 33 / 萌え評価 100 / 燃え評価 0 / ギャグ評価 0 / シリアス評価 33 / お色気評価 100 / 総合評価 44レビュー数 6 件 テストパイロット候補生として、横須賀にやってきた音羽は、同じ候補生の可憐と出会う。迎えに来た冬后少佐に追浜(おっぱま)基地へと案内される二人。そこには一足早く到着した瑛花がいたが、瑛花は音羽達を快く思っていない様子であった。そして音羽達は、自分たちの乗る機体、ソニックダイバーと出会うのだった。... [続きを読む]

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